9月14日に開催された「
全国軽トラ市 in しずくいし」に行ってきました。
平成17年に岩手県雫石町で始まった軽トラ市の
誕生から10年の節目を記念して行われたのが、このイベントです。
当日の会場は、開始直後から人、人、人!
人口17,600人の雫石町に15,300人のお客さんが詰めかけました!
出店した軽トラは55台。
そのうち12台は県外の軽トラ市からの出店です。
北は青森県から南は宮崎県までの産物が一堂に会し、多くの行列ができていました。
レギュラー出店者のバラエティーも豊かで地元の雫石牛や新鮮な農産物。
三陸の気仙沼からはサンマのつかみ取り。南部鉄のアクセサリー。
お隣秋田からはババヘラアイス。また軽自動車の展示会などもあり、
会場は熱気につつまれていました。
また出入り口で配布しているパンフレットでできる抽選は
全国の軽トラ市から集まった逸品が当たるというもの。
使用済みのクジは、そのまま「行ってみたい軽トラ市コンテスト」の
投票券になります。すばらしい! コンテストの結果は
こちら。
雫石へは3年前にも、おじゃましているのですが
さまざまなアイデアやサービスは当時のレポートを
ご参照。
その時の感想と重複するのですが、「やっぱり商店が主役」ということ。
ともすると集客ばかりに目が行きそうになりますが
軽トラ市の目的の1番目は商店街の活性化です。
活性化というのは、最終的に個店が潤うことだと思います。
開始から2時間くらいすると、完売してしまう軽トラもちらほら。
そこは在庫量などで、個店にアドバンテージがあります。
前半はよそから来た軽トラが有利だったとしても
後半は個店が盛り返すチャンスがあるなぁ〜。と、そんなことを思いました。
とにかく既存のお店も積極的に声をかけ、
「軽トラ」と「商店」が一体となった軽トラ市は
「さすが10年!」と唸らせる軽トラ市でした。
軽トラ市ネット 大沢